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コスモス会は、五井先生提唱の「世界平和の祈り」を実践しているグループです


世界人類が平和でありますように

 再就職できました   Y・M



 私は六十四歳ですが、現在福祉施設内にある喫茶店で働いています。
 会社の定年を過ぎ、少し経った今年一月から三月までは事務補助の仕事をしていましたが、その後、ハローワークに通いながら就職活動をしたのですが中々見つかりませんでした。六十歳を過ぎての採用が無理なのかな、体力的にも続けられるだろうかとか、いろんな想いが出てきました。そこで風韻四十六号のコスモス問答「中高年の再就職」の箇所を毎日声を出して読んでいましたら、心が落ち着いてきて、絶対に大丈夫なんだという安心感が湧いてきました。
 そして九月中頃、ハローワークで検索していると、家のすぐ近くの喫茶店(福祉施設内)で募集していて、応募したところ採用となり、十月からの勤務となりました。今までは事務職だったので、接客の仕事は大丈夫かなとの想いも出てきましたが、守護霊様が仕事をなさって下さると思って、メモを片手に一つひとつ覚えながら元気に働いております。
 その中で、五井先生のご著書『日々の祈り』(白光出版)の中の「働くということ」にあるお言葉にはっとしました。「物質を得るために働くのではない。楽をするために働くのではない。子供のために働くのではない。妻のために働くのではない。自己の神のいのちを働いていられることが有難いから働くのだ。働けることが有難いのだ。いのちを生かしていることが有難いのだ」という文章です。
 働くということ≠ミとつにしましても、これまでの自己流の思い込みや捉え違いで長年、ああでもない、こうでもない、とやってきました。それらの全ての想いというものを消えてゆく姿にして「世界平和の祈り」の中にお返しし、素直に行じていくことの大事さを今になって痛感しております。


(風韻誌2012年1月号収録)