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コスモス会は、五井先生提唱の「世界平和の祈り」を実践しているグループです


世界人類が平和でありますように



  家族や縁の深い知人が病気をしたり心配事がある時、その方の天命完うを祈りますが、その後から次々と不安な想いが出ます。こういう場合、私の祈りは本当に相手にプラスになっているのでしょうか。 





 回答  

 あなたのように思われている人は、祈っている人の中にも相当いらっしゃるようですね。過去世からのご縁の深い人であれば無理からぬことですが、救世の大光明の働きは間違いなくその人を包み込み、最も良き方向に導いていかれますから、断固として神様の大愛を確信していって下さい。特にご縁深き人というのは、前生(ぜんしょう)を含む過去世からの繋がりが強いものがありますから、子供の場合などはなおさら心配の想いが出てくるんですね。しかし祈り心以外の感情想念というのは、過去世からの互いの因縁の波が消えてゆく姿として現れているだけですから、繰り返し祈っていかれればよいと思います。
 そこで、この天命完うを祈る≠ニいうことについて、少し説明いたします。○○様の天命が完うされますように≠ニ祈るわけですが、これは、その人となって生きている完全円満なる生命が充分に生き生きと現れ出てまいりますように≠ニ、その方の守護の神霊への感謝と共に、本来の神性を拝みきる行為なんです。その方の神様の天命という、宇宙大生命からの使命的光が完全に現れますようにと祈ることであって、その通りの方向に進んでいくんですね。生命の光は神様と一つでもありますから、神様の大調和な姿がその方に現れないわけはないんですね。それと、天命完うを祈っているのは、迷ったり悩んだりする感情想念ではなく、あなたの内奥から出てくる本心(分霊・直霊)と守護の神霊が宣言している光の働きだということをしっかり認めきることが大事ですね。
 即ち、守護の神霊を含む内なる全智の神様が相手の中にある生命と、光と光の交流をされるわけで、他の方々の天命完うを祈ることは偉大なる行為ということになります。祈る人も祈られる人も、共に救世の大光明に包まれ、ますます光り輝いていくということですね。



(風韻誌2012年3月号掲載)


   元海先生法話

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